断捨離からの模索☆40代独身女☆

断捨離を通して「自分の好き」をハッキリさせたい!そんな試みをブログにしました。

たった1つのスプーン~よみがえる思い出&あふれる感情

最近、同居している母が
新しいスプーンを買いました。

カトラリー(スプーンやフォークなど)の
引き出しは割といっぱいです。

特にスプーンの数が多いので、
何か減らせないか?と見渡すと
ある1つのスプーンに目が止まりました

 

 

このスプーンは私が大学生だった頃、
気に入って自分で買ったものでした。

このスプーンを持った途端(とたん)、
なぜか涙があふれ出しました

ババババーっと、
一気にいろいろな情景が浮かんできました

スプーンを買った大学生の頃、
とても自由だったこと

「ただ好き」「ただ気に入った」
というだけで買い物ができていた。

一緒に買ったお皿はもう割れて
捨ててしまったけど、
このスプーンとあのお皿で、
よくカレーとかパスタとかを食べていた。

社会人になって仕事が忙しい中、
ご飯を食べるとき、一緒にいたスプーン

あのときのつらい気持ちも
あふれ出てきました。

あれから10年以上の時が流れ、
もうすっかり忘れたと思っていたのに、、、

楽しいときも、つらいときも
一緒だったスプーン。

まるで、このスプーンに
感情が注入されていたかのよう

スプーンを持った一瞬だけで
記憶と感情があふれ出してきました。

このスプーンに
「ありがとう、いつも一緒にいてくれて」と
感謝の念もわきました。

 

 

当時はまったく気にならなかったけど、
今の私に、このスプーンは重たい。
(物理的な重量)

重くて使いにくいせいか、
もうずーっと使っていない。
形はかわいいけど、
使いにくさを上回るほどではない。

新たに1人暮らしをしたとき、
このスプーンとまた一緒にいたいか?
このスプーンを連れて、
新たな生活を始めたいか?
と自分に問うと、答えはNo。

このスプーンと別れるのが
少しつらくもあったけど
今の私に必要ないことは明らか

10分くらい泣いて、当時のつらさと
感謝の気持ちを味わいました

そして
「今までお世話になりました。ありがとう」
と伝えて、ゴミ箱へ


これまで2年以上、断捨離をしてきたけど、
こんなに感傷的になったことあった?

このスプーンだったからなのか?
断捨離の段階が進んだからなのか?
そこら辺は不明ですが
断捨離の力、恐るべし!

自分ではすっかり忘れていたモノから、
無意識に閉じ込められていた
感情が解放される
。。。
やましたひでこさんが
“セルフカウンセリング” と
表現されていましたが
まさにそんな感じでした。

断捨離を続けていけば、
どんどん心が軽くなる!

そんな期待が浮かぶ出来事でした。

 

 

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